こんにちは、pokoblogです
今回は、歯列矯正治療を始めて矯正器具を取り付けた後に行う器具のメンテナンスの通院についてご紹介していこうと思います
矯正治療は、矯正器具を取り付けたら終わり!というわけではないんですよ!
矯正治療中に、器具の取り付けを全て終えたら終わりと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、その後定期的に歯医者さんに通って器具のメンテナンスをしてもらう必要があるのです
今回は、その器具のメンテナンスについて体験談をもとにご紹介していこうと思います
✏︎この記事で紹介していること✏︎
器具取り付け後のメンテナンスではどういうことをするのか?
→通院頻度
→メンテナンス内容
器具取り付けから既に何度か定期メンテナンスに行っており、人によってどのようなことをするのかは様々だとは思いますが、基本的にする事はみなさん同じなのでぜひ参考にしていただければと思います☺︎
気になる方も多いであろう、詐術中の痛みや、詐術後の生活についてなども全部ご紹介です!
また、この記事以外にもシリーズ形式で大人の歯列矯正治療について書いているのでそちらもぜひ読んで頂ければと思います!
シリーズ第一弾!大人の歯列矯正の大まかな流れ、費用、期間など基本的な事と、第1ステップであるレントゲン撮影について↓↓
その他、番外編として
- “青ゴム”の痛みについて
- 大人の歯列矯正を始めるタイミングについて
- 矯正治療を始めるならコロナ禍の今!だと思う話
などなど、たくさんご紹介しているので、そちらもぜひ読んでみてください♪
器具取り付け後のメンテナンスとは?
歯列矯正といえば、歯の表面に器具とワイヤーを取り付けて行う、ということはおおよそ多くの方が知っていると思いますが、それで一体どうやって歯並びを直していくということまではよく知らないという方も少なくないのではないでしょうか
歯列矯正では、みなさんご存知の矯正器具を取り付けて、その中をワイヤーを通し、そのワイヤーで両サイドから引っ張るようにして歯並びを戻していきます
つまり、歯の表面についているあの器具はあくまでワイヤーを通すためにあり、そのワイヤーは奥歯の器具にくくりつけられていて、両方の奥歯からワイヤーを引っ張ることで歯を引っ張り、正しい位置に戻すというような感覚です
ただ、歯並びというのは人それぞれで、その人の中でも左右でばらつきがあるものです
そのため、ワイヤーで引っ張る強さも上下左右、場所によって強さを変える必要があります
また、たった1ヶ月でも矯正器具をつけていると、日々の生活では分からないものの、かなり大きく歯が動くことがわかります
そのため、ある程度の頻度でワイヤーの強さを見直していかなければ正しい効果が得られないのです
通院頻度は?
歯列矯正治療では、約1、2ヶ月に1回など頻度を決めて矯正器具のメンテナンスを行います
わたしの場合は、初めて器具を取り付けた後の最初のメンテナンスまでは1ヶ月で、その次からは1.5〜2ヶ月くらいの頻度で通っています
最初のうちは歯が動きやすかったり、私の場合は前歯が噛み合わないようにするために奥歯にセメント状のものをつけたり(2〜3ヶ月で取る)していたため、早めの周期でメンテナンスに行っていました
どういうことをするのか?
定期的なメンテナンスでは以下のようなことをします
- ワイヤーを強める
- ワイヤーの取り替え
- 器具が破損していないかの確認
- (人による)食い違い歯があって奥歯が噛み合わないようにしている方は、その詰め物の調整
ここからは具体的にどういうことをしていくのかご紹介していきます
1.ワイヤーを強める
矯正治療では、歯の表面に器具を取り付け、その間にワイヤーを通して両側の奥歯からワイヤーを引っ張る事で歯並びを直していきます
このワイヤーで引っ張る治療ですが、1日だけでは何の変化もないように感じますが、1週間、1ヶ月と経ってみると結構大きく歯が動いていることがわかります
そのため、ワイヤーをつけた時と1ヶ月経った後とでは歯並びが変わっているのでその都度その時の歯並びの様子に合わせてワイヤーを調節する必要があります
⚠︎気になる痛みについて!⚠︎
このワイヤーを強める詐術ですが、詐術自体の痛みはそこまでありませんが、やはりワイヤーを強めるだけあって歯が無理矢理動かされる感じがして若干痛いです
でも問題はその後で、ワイヤーを強めた当日や次の日くらいまでは歯に違和感を感じ、食べ物を噛むときに痛みがあったり、わたしの場合は頭痛があったりしました
でも、この違和感も数日すれば無くなってしまうので全く問題ではないのですが、定期メンテナンスに行って何かしら器具の調整をするたびに、せっかく慣れてきていたのにまた数日は違和感があるので、そこは“耐え”です笑
せっかく難なく食べられるようになったのに、再び振り出しに戻る…という感覚です笑
2.ワイヤーの取り替え
病院によっては毎回の通院時にワイヤーを取り替えるというところもあるようですが、わたしの場合はまだ器具をつけ始めだったということもあってか、最初はワイヤーを強める、奥歯の詰め物(前歯が噛み合わないようにするためのもの)の調節といった事をし、ワイヤーを新しいものに取り替えたのは3回目の通院時からでした
感覚的には、初めは矯正治療に慣れるためもあってか細めのワイヤーから始まり、次につけるものは最初につけたものよりももう少ししっかりとしたワイヤーでした
でも、ワイヤーを付け替えた後でも生活については特段変わったところはありませんでした!
⚠︎気になる痛みについて!⚠︎
次に気になる痛みについてですが、まずワイヤーを付け替える詐術に関しては若干痛みがありました
ずっとつけていたワイヤーを一度全て取り外し、再度器具にワイヤーを通すのですが、通したワイヤーを奥歯の器具に固定(括り付けるような?)する時にめちゃくちゃ前歯の方が引っ張られる感じがしてやや痛い…!
抜歯時の歯をぐりぐり抜かれるときの感覚を思い出しちゃいました…笑
ワイヤーを強める時の詐術時にも同じような痛みがありますが、それよりも痛い…気がする。
また、大きな違いが取り付け後の生活について。
ワイヤーを強めた後でもしばらく歯に違和感がありますが、ワイヤーの付け替えとなるとそれよりも強い違和感、物を噛んだときの痛みがあります
言うなれば、詐術時の痛み、生活での痛み共にワイヤーを強めるときと付け替える時とで同じ痛みですが、痛みの強さが
ワイヤーを強める<ワイヤーの取り替え
という感じです
また、抜歯した箇所でワイヤーが頬の内側に直接当たる(引っかかる)痛みについてですが、器具取り付け当初は歯並びの悪さから、ワイヤーがより頬の内側に当たることが多く、ワイヤーにカバーのようなものをつけてもらって傷つけないように対策していたのですが、ワイヤー取り替え時には歯並びも結構良くなっており、ワイヤーにカバーを取り付けなくても全く痛くありませんでした
ただしどうしても痛いというときは、カバーをつけてもらうなりワセリンを塗るなり必ず対策したほうがいいです…!
もしワイヤーが当たって傷ついて、そこが口内炎になってしまっても、矯正器具は常時つけっぱなしで口内炎の箇所にずっとワイヤーは当たり続けるので、なかなか傷が治りにくいのです…!
歯医者さんに相談すれば、口内炎の薬やワイヤーにカバーの取り付けをしてくれるので、我慢せずに防げる痛みは必ず塞ぎましょう
3.器具が破損していないかの確認
矯正器具というものは、歯の表面にワイヤーを倒すための器具をとりつけ、その間をワイヤーを通して歯並びを動かしていきます
このワイヤーを倒すためのツブツブの器具ですが、ワイヤーを倒すという大事な役割をしている割に、歯の表面に接着剤でくっついているだけという結構シンプルな作りなのです
にも関わらず、矯正治療のワイヤーにはよく食べ物が挟まったり、口の中に違和感を感じたりしてよくワイヤーを舌で触ってしまうものです…
矯正治療中は、食事中に笑えないくらいワイヤーにめちゃくちゃ食べ物がひっかかります笑
そのため、ワイヤーを舌で触っているときに力がかかってしまい、案外簡単にツブツブの器具は取れてしまうのだとか!
ツブツブの器具が1つでも取れてしまっては、そこにつながる全ての歯へのワイヤーの矯正力がうまくかからず、綺麗に矯正することができません
そのため、まず生活中に1つでも器具が取れてしまった!ということがあればすぐに歯医者さんに見てもらうことをお勧めします
また、自分が気づかないうちに器具が破損している、ワイヤーが切れているということも無い話ではありません
そういった箇所を治すために、月に一度のメンテナンスで破損している箇所がないか確認するのです
まあでも、よほど強い力でワイヤーを触ったり、食べ物に注意していれば壊れることはないと思います!
器具の破損を防ぐためにも、
- ワイヤーを舌で触りすぎないようにする
- 禁止されている食べ物(歯に引っ付くもの、硬いものなど)を食べないようにする
ということを注意しておけば大丈夫だと思います(`・ω・´)
4.(人による)詰め物の調整
ここからは、該当する方のみの話になるのですが、前歯が食い違っている(上の歯より下の歯の方が下に出ている箇所がある)という方はぜひ参考にしてください!
食い違っている歯がある方は、まずその歯を正しい位置に戻す(後ろから前に出す、前に出ているものを引っ込める)ことをしなければ、うまく歯並びを治すことができません
たとえばわたしの話であれば、上の歯の1本が下の歯よりも奥に入り込んでいるものがあり、まずその歯を下の歯よりも前に出す必要がありました
まず前後で正しい位置に戻さないと、横からワイヤーで引っ張った時に、その歯と重なる上下の歯が邪魔してうまく歯並びを矯正することができないためです
ではどのようにして食い違った歯を正しい位に戻すのか?そのために、下の奥歯にセメント状のものをのっけて前歯が噛み合わないようにするのです
どのような状態になるかというと、下の図のような感じです↓↓
前歯が食い違っている方はおそらく矯正器具の取り付け初めとともにこのセメント状のものをつけられ、まず全体の歯並びというよりも、食い違った歯を治す治療をします
この治療中がめちゃくちゃ不便で、そんで持って噛むときにめちゃくちゃ痛い…!
なぜなら全ての歯の中で噛み合っているのがセメントを乗せた歯たった2本(左右で)だから…!
しかも前歯が噛み合わないようにするため、結構高くセメントが乗せられます
食べ物はもちろん食べづらいし、何より顔が縦長になってブサイクになります笑
そしてこのセメント状の詰め物は、食べ物を噛んだり歯磨きをしたりと生活するうちにだんだんと削れていってしまいます
軽い食い違いであれば、1ヶ月ほどで食い違いがなおるのでこの詰め物が取れると思いますが、ひどければ2、3ヶ月は余裕でかかると思います
わたしの場合、上の歯1本が完全に下の歯より奥に埋もれていたので、前に出てくるのに丸2ヶ月かかりました
すぐに食い違いが治るのであれば、次の通院時に詰め物を完全に削り取ります
ただ、まだ食い違いが治らないという場合は、削れた分を追加で乗せられるので、これがまた辛い…!
生活するうちにセメントが削られていくと言いましたが、このおかげでだんだんと噛む時の痛みが緩和されたり、表面がなだらかになる事で食べやすくなるのですが、再びセメントが乗せられることで振り出しに戻る…
そしてそこから1週間ほど痛みが続くのでまさに絶望…
長い矯正生活の中で、ずっと続くのではなく最初の1、2ヶ月の辛抱ではありますが、この時期が1番わたしはしんどいと思います
とはいえ、これは前歯が食い違っている人だけなので、結構イレギュラーなパターンですが!
『あ、私前歯食い違ってる歯あるわ…』という方。
がんばりましょうっ…!(*_*)
矯正治療の定期メンテナンス まとめ
最後に、矯正治療中の定期メンテナンスはどういうことをするのかまとめます!
また、おおよそ通院のたびに、その都度歯並びの動き具合を確認するために歯並びの写真をとります
特に変化を感じられるのが、口の中に鏡を入れて、口の内側から見た歯並びの写真!!
外側から見た時よりも、より詳細に歯並びのことがわかるこの撮り方ですが、矯正治療を始める前にもまずこの写真を撮ったのですが、その時に感じた事が、『え、わたしってここまで歯並び悪かったんだ…』ということ
外側から見たときよりも、一層歯並びのガタガタさが際立っていてショックを受けたのですが、矯正器具を取り付けて約1ヵ月後のはじめてのメンテナンス時に同じ撮り方をしたときに、驚愕しました
『え、もうこんなに歯動いてる?!』
普段生活している自分自身ではよくわからないものの、毎日少しずつ、でも着実に動いていて、その成果が通院のたび写真に撮って教えてもらえるのでこれが楽しみなんです…!笑
たしかに不便だったり痛みがあったりと大変なイメージの矯正治療ですが、歯並びが綺麗になっていく喜びは何にも変えられません…
これからも矯正治療を続け、詳細をご紹介していくのでぜひぜひ参考にしていただければと思います!
ここまでお読みいただきありがとうございました☺︎
おしまいっ
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