こんにちは、pokoblogです
今回は、大人の歯列矯正を開始して、矯正器具をつけ始めてから4ヶ月が経った現在の変化について書いていこうと思います
結構〜な変化ありです!
器具装着したてのときより食事の自由度が高い!泣
わたし自身、社会人になって歯列矯正を始めたわけですが、矯正治療についていろいろ調べてくるうちに出てくる、痛み・顔の変化・お金といった問題にすごく不安を抱えていました…
また、“歯列矯正は子供のうちにしておくもの”という偏見から、大人の歯列矯正にものすごく不安があったのですが、4ヶ月経った現在では不安は全くなく、むしろ嫌いになりつつある歯並びにすごく喜びを感じています!!
- 大人の歯列矯正に興味のある方
- 現在矯正中の方
- 大人の歯列矯正に不安のある方
今回は、矯正器具を取り付け始めた当初と4ヶ月経った現在とを比較してお話ししていきたいと思います(`・ω・´)
このブログでは大人の歯列矯正の実体験を包み隠さずご紹介しているので、よければぜひご一読ください☺︎
大人の歯列矯正についてはシリーズ形式でご紹介しています!↓↓
矯正器具取り付け後4ヶ月経過の変化について!
大人の歯列矯正を始めて、矯正器具装着後4か月での変化について、
- 歯並び
- 食生活
- 顔の変化
- 痛み
の4つの項目に分けてご紹介していこうと思います
矯正生活のリアルをご紹介するので、気になる項目がある方はぜひ読んでみてください♪
歯並び編
わたしはもともと、右上の犬歯が八重歯だったのが気になって矯正治療を始めたのですが、その八重歯が結構ひどいもので、犬歯の隣の歯をグッと後ろに追いやって前に突き出す感じのものでした
つまり、犬歯が前に突き出しているのに対してその隣の歯はほとんど犬歯の後ろに隠れていて、『まずこの歯たちをきちんとした歯並びに戻すのが大変だな…』と思っていました
そこでわたしがずっと思っていたのは、矯正治療を始めたら『まず一番にこの八重歯が抜かれるんだろうな』、ということでした
八重歯になっている犬歯を抜いて、後ろに下がった歯を元の位置に戻す(前に出していく)のかなと思っていたのですが、実際矯正治療を始めて知ったことは抜歯できる歯は決まっているということでした
実際に矯正治療を始めないと、そんなこと知りもしませんでした
犬歯は特に、食べ物を噛み切る役割のある歯のため、抜歯すると歯並びは良く見えても噛み合わせが悪くなってしまいます
矯正治療では最終的な噛み合わせを考慮して、抜いてもあまり害のない小臼歯という歯を抜歯することがほとんどです
…ということもあり、ずっと抜かれると思っていた八重歯が見事生き残り、歯並びの悪くない無害な小臼歯が抜歯され、『え、ここから綺麗な歯並びにするの、めちゃくちゃ時間かからない…?』という気持ちでいっぱいでした
そして、そんなめちゃくちゃ悪い(歯が重なっている)歯並びだった箇所についてですが、なんとものの2ヶ月ほどで正しい歯並びの位置に戻ったのです
ワイヤー1本で歯ってこんなにも動くんだな…と驚きました笑
わたしのように、本来なら上の歯が下の歯より前に出ていなければならないところが食い違って下の歯の方が前に来てしまっている、というような食い違い歯があるという方は、まずその歯を正しい位置に戻す必要があります
ただし、ただ戻すといっても歯が食い違っていると、どうしても他の歯(わたしの場合だと下の歯に当たって)が邪魔してうまく歯が正しい位置に戻りません
わたしの場合、上は八重歯が重なっていて、下は下の歯より奥まっていてダブルで他の歯に邪魔されていて大変でした笑
そのため、食い違い歯がある場合には、奥歯にセメント状のものを乗せて、上下の歯が噛み合わないように対策するのですが、これがもう歯は痛いし食べ物は食べづらいし最悪の期間でした
上下の歯が噛み合わないので、咀嚼時に噛み合わせられるのがセメントのついた奥歯だけで、しかもそのセメントも山なりなので噛み合わせ面が極少!!!
チミチミとしか食べ物が食べられなくて凄くつらかったです(@_@)
それに、通常の噛む力で噛んでしまうと、全ての力が奥歯の設置面だけにかかってしまうめちゃくちゃ痛い…泣
そしてこのセメント状のものは、生活しているうちにすり減ってしまうので、すり減ってしまい上下の歯が重なってしまうようなことがあれば追加されます
せっかくいい感じに馴染んできても、定期通院で追加されるのはほんっとうに絶望でした…
結果として歯並びが短期間でものすごく良くなったのはいいですが、二度と戻りたくありません…
わたしのように上下で食い違った歯がある、という方は同じ目にあうと思いますのでぜひお気をつけください…笑
とはいえ!!通常矯正治療は一年以上かかるものとされている中で、一番見た目が悪かった歯並びの箇所が2ヶ月という短期間で格段に綺麗に直ったのはものすごく嬉しい!!!
以来、『本当によくここまで綺麗に並んだな』と歯並びをついつい鏡で見てしまいます笑
食生活編
次に食生活についてです!
まず一つ言いたいことは、わたしの周りには歯列矯正治療をしている友達がちらほらいたわけですが、みんな普通の食べ物を食べていたので、『矯正治療ってそんなに生活の変化はないのかな?』と思っていたわけです
が!!実際そんなことありませんでした(´⊙ω⊙`)
まず最初の2カ月ほどは、先ほどご紹介したセメント状のものをつけていたので、少しでも硬いもの、噛み切るのが大変なものを食べようものなら、ぜんっぜん噛み切れずに涙を流していました…
ちなみに、矯正治療中は器具破損の危険性があるため硬いもの・歯に引っ付くものはNGです!
わたしの受けた矯正治療の流れとして、
- 前歯のみに(奥歯とは連結させずに)ワイヤーを通す
- 奥から2番目の奥歯までワイヤーを通し、前歯全体を動かす(このときに食い違った歯などを正しい位置に戻す)
- 一番奥の前歯までワイヤーを通し、歯全体を動かす
という流れでした
現在は上記の3番目の段階で、このワイヤーは定期的に取り替えていくことで最終的に綺麗な歯並びに仕上げていく作業といえます
もしかしたら歯が食い違っていたわたしは特殊だったかもしれませんが、大まかな矯正治療の流れは同じだと思います
この流れにおける食生活の変化についてですが、一つ言えることは矯正治療が落ち着き始めた?(最初に比べて放っておく時間が増えた)現在は、食の自由度が矯正始めに比べて格段に上がったということです!!
ここからはわたしの食生活の遷移について遡ってご紹介します!
矯正器具つけ始め
まず矯正器具つけ始めの頃についてですが、この時はまだ器具に慣れるためや前歯を大まかに動かすといった目的で、奥歯につながってないのとセメントもついてないので食べ物の内容については、そこそこ自由に食事ができていました
が!やはり常に口の中に矯正器具という異物があることに慣れれず、矯正器具のワイヤーと歯の間にひっかかる食べ物が気になって気になって仕方なく、食事にはすごく時間がかかっていました
今でこそ慣れてしまったので、ひっかかろうがお構いなしで食べてますが、ワイヤーと歯の間に食べ物はめちゃくちゃ詰まります笑
つまりまとめると、食べ物の種類はNGなもの(硬いもの・歯にひっつくもの)以外は比較的硬いものであっても難なく食べられましたが、器具に食べ物がひっかかるのと、『普通に食べてて器具壊れないかな?』という気持ちから、食事には時間がかかってしまっていました
第二段階:奥から2番目の歯までワイヤーを通したとき
奥から2番目の歯までワイヤーを通したことで大きく変わったことが、抜歯箇所にめちゃくちゃ食べ物が詰まるということです!!
ちなみに抜歯したのは以下の画像の小臼歯と呼ばれる歯です↓↓(矯正治療で抜歯となると、噛み合わせのバランスの関係で、確定で4本は抜かれるのでご注意を…!)
わたしは矯正治療をするにあたって4本抜歯したのですが、抜歯で穴が空いているところにも、まるで物干し竿のようにワイヤーが通っていて、そこに食べ物がめちゃくちゃひっかかるわけです…
抜歯箇所の上は、歯と歯の間にただワイヤー1本が通ってるだけなので、食べ物を引っかけてくださいと言わんばかりに引っかかります笑
引っかかった食べ物を舌で取り除こうにも、ワイヤーなので痛いし、あまりワイヤーをぐっぐっと舌で抑えすぎて壊れるのも怖いので、うがいや歯磨きをして対策する必要があります…
そして先ほどもご紹介したように、わたしの場合食い違い歯があったので、奥歯にセメント状のものを乗せて底上げし、上下の歯が噛み合わないようにしていたため、噛み合わせ部分が奥歯のセメントのところしかなく、非常に食べづらかったです!!
また、セメントつけ始めのときは、設置部分が奥歯だけという感覚に慣れずに普通の力で噛んでいたので、その力が全て奥歯にかかっていてものすごく痛かったです
痛すぎて、頭も痛くなっていました。。
かといって緩く優しく噛んでも頭に響く感じがして、歯医者さんに行ってから1週間くらいは毎日おかゆを食べていました
1週間も経てば次第に慣れてくるので、そこからは普通の食事ができるようになりましたが、それでも噛み合わせ部分が極少なので、噛み砕きにくいもの(硬めのお肉など)や、すり潰しにくいもの(レタスなどの生野菜など)は極力食べないか、ものすごくもぐもぐして食べていました(°_°)
食事に関しては、この時期が一番しんどかったです!!
最終段階:一番奥の歯までワイヤーを通したとき
現在はこの段階にさしかかって、約1ヶ月が経とうとしている段階です
そしてこの段階が一番食生活が充実している!!
約2ヶ月のセメント生活を終えて、全ての歯が使えるようになったのと、歯が動くことによる痛みがあまりなくなったのが理由だと思います
底上げしていたセメント状のやつは、食い違い歯が正しい位置に戻り次第削り取られました!
最初は、大きく歯が動いていたのか、はたまた矯正器具に慣れていなかったためか、歯に何か当たるたびに小さいものも含めて痛みを感じていました
特に痛かったのが前歯で、前歯はものを噛み切るのに使うのに、前歯が痛くて全く噛めず、事前に箸で細かく切って食べるという対策をしていました
そのため、箸でなかなか切れないものに関しては、食べずに我慢していました。。
一方最近では、前歯の痛みがほとんどなく、前歯で食べ物を噛み切ることも問題ありません!!
これがめちゃくちゃ嬉しい変化です…!
ただし、最終段階とはいえ、定期的に歯並びの様子をみてワイヤーの取り替えや、ワイヤーの強さを変えていきます
その度に慣れていたワイヤーから新しいものにリセットされるため、ワイヤー取り替えの詐術後しばらくは痛みがあることは確かです
が!矯正治療開始時に比べれば前歯が使える分、食べられるもののレパートリーが圧倒的に増えました…泣
食べることが生きがいのわたしにとって、ずっと矯正治療初期のような食生活が続くのは結構しんどいと感じてたので、本当に良かった(´⊙ω⊙`)
顔の変化編
矯正治療をすると顔が変わる
…という話を聞いたことがある方も多いかも知れません
わたし自身、矯正治療を始める前はそういったことをいろんな記事で見ていたので、『顔変わるのはちょっとやだな…』と思っていました
実際自分自身の体感としては、そんなに顔は変わらないのでは??というところです(まだ矯正治療が終わったわけではないのですが笑)
ちなみに顔が変わるという話のちょっと補足ですが、矯正器具を取り付けるということは、歯の表面につぶつぶした器具を取り付け、そこにワイヤーを通していくわけであり、つまるところ、歯の表面にさらに異物が上乗せされ、口が少し出っ張ったような見た目になります
わたしの場合、なんの力もいれずにただ口を閉じると、唇の間から矯正器具がちょっとだけ見える感じになります
体感としては、上下の歯がめちゃくちゃ出っ歯になった感じです笑
そのため、矯正器具をつけている顔で言うなれば、若干ブサイクになります笑
そういった見た目で分からないようにするために、器具を歯の裏側に取り付けて行う矯正方法もあります!
ただ、矯正器具取り付け初期に比べると、歯並びが正しい位置に動きつつあるからか、口を閉じた時の出っ張った感じが若干落ち着いた気がします
そして個人的に思う“顔が変わる”と言われる原因の一つとして、矯正治療中特有の食事の不便さや歯の痛みから、どちらか片側だけで食べ物を噛むという癖がついてしまうのではないかと思います
よく使う方は筋肉が発達して顔が角ばり、使わない方は筋肉がなくなって頬がこける…といったふうな変化から、顔が変わったように感じてしまうのも一理あるかと思います
わたしはそうならないように、両方平等に噛むように気にかけています
そして、顔が変わると言われるもう一つの原因として、矯正治療の一環として行う抜歯にあるのでは?と思うわけですが、これに関しては、わたし自身4本抜歯しましたがこれといって顔が変わったという印象はありませんでした
まだ矯正器具をつけた状態なので憶測ではありますが、矯正器具を取り外したところで今と顔がガラッと変わることはないと思うので、一意見として捉えていただければ、と思います☺︎
痛み編
最後に痛みについてですが、矯正治療開始時に比べて格段に痛みは減りました!
矯正治療開始当初は、まず常にワイヤーで歯が引っ張られている感覚から頭痛がしたり、歯が割と大きく動くため、歯に物に触れるたびに痛みが走っていました
また、矯正治療開始時は今よりもメンテナンスやワイヤーを強めるための通院を高頻度でしていて、そのたびにせっかく慣れたワイヤーの強さがリセットされて、通院後1週間ほどは歯に痛みや違和感が続いていました
現在では、歯全体を動かす段階にきており、通院頻度も以前より少し間隔が空くようになったこともあり、ワイヤーが取り替えられることによる特有の痛み(の頻度)も少なくなり、全体的に痛みが減った感じがします
食生活編でも、痛みについて少し触れているのでぜひ読んでいない方は読んでみてください♪
何より痛みについての大きな変化は、前歯の痛みが以前に比べてほとんどなくなり、前歯で物を噛み切ることができるようになったことです
矯正治療開始時は、前歯が痛すぎて『前歯で噛み切るなんて考えられない!全部箸で細かく切ってやる!』という感じだったので、ものすごく大きな変化です笑
現在でもごく稀に、体調の良し悪しによってかわかりませんが、一部の歯が動いている感覚がして痛みがあることはありますが、常時ではなく、食事に不便も感じていない状態です
矯正治療による痛みを心配している方は、青ゴム装着中や、矯正器具をつけ始めて慣れて仕舞えば後は痛みはほとんどないです!!
青ゴムについての痛みは、以下の記事でご紹介しているのでぜひ読んでみてください☺︎
大人の歯列矯正に悩むなら、断然始めることをオススメ!
大人の歯列矯正をするとなると、不安点はたくさんあるかと思います
- 痛みを伴う
- お金がかかる
- 矯正治療中の見た目が悪い
まず痛みについてですが、この記事でも触れたように、最初の治療開始時と、矯正器具に慣れて仕舞えばほとんど痛みはありません
最初の数ヶ月が勝負です!
お金についても、たしかに、子供のうちにしておくよりも、大人になって始める方が何倍ものお金がかかり、トータルすると100万円近く、矯正治療の種類(より目立たないような治療方法)によってはそれ以上のお金が必要になります
しかし!!100万円かかろうとその価値は一生もので、綺麗な歯並びを手に入れることができ、悩みやコンプレックスから解放されると思えば決して高くないお金だとわたしは思います
それだけで人生が変わる方だってきっといらっしゃるはず!
そして、矯正治療特有の見た目の悪さについても、お金は少し高くなるものの、矯正治療が目立たないように歯の裏側に矯正器具を取り付ける方法や、そもそも矯正器具を取り付けないマウスピースによる矯正方法もあります
そしてわたし個人が矯正治療に踏み出したきっかけというのが、このコロナ禍である現状です
現在は、季節や場所を問わずに常にマスクをつけて過ごしているので、矯正治療中の口元を違和感なく隠すことができます
一般的な矯正治療をしようとしている方は、がぜんコロナ禍の今がおすすめです…!!!
マスクの安心感は本当にありがたい…!
少し不謹慎な話かもしれませんが、今後まだしばらくはマスク生活が続きそうなので、一年以上を要する矯正治療でも乗り越えられること間違いなしです(`・ω・´)
たしかに不安は多いかもしれませんが、全ては綺麗になるため。
もしこの記事が大人の歯列矯正への第一歩を踏み出すきっかけになれれば幸いです☺︎
ここまでお読みいただきありがとうございました!
おしまいっ
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