【大人の歯列矯正】抜歯したら血が止まらなくなった話〜抜歯後の止血について〜

歯列矯正&美容

こんにちは、pokoblogです

今回は、歯列矯正における抜歯で血が止まらなくなった話について書いていこうと思います

歯列矯正をするにあたって、必ずではありませんが、抜歯をするという方も少なくありません

わたしもその一人で、合計4本の歯を抜いたわけですが、なんといつまで経っても抜歯箇所から血が止まるこなく溢れ出てきたのです…

poko
poko

正直、めちゃくちゃ怖かったです…!

今回は、不安に思う方も多いであろう抜歯後の出血について体験談をご紹介していこうと思います

✏︎この記事で紹介していること✏︎

  • 歯列矯正での抜歯とは
  • 抜歯後の止血にかかる時間は?
  • 血が止まらないとはどういう状況?

歯列矯正の抜歯とは

歯列矯正手術を受ける女性

まず初めに、歯列矯正における抜歯について簡単にご紹介します

歯列矯正とは、歯を正しい位置に戻して綺麗な歯並びにしていくことですが、人によっては、歯の大きさや顎の大きさから、簡単に歯を動かせない方もいます

そういった方に取られる方法が、抜歯をすることで歯を動かすスペースを確保する方法です

またこの抜歯についてですが、単に出っ張っていたり奥まっている、いわゆる邪魔な歯を抜くのではなく、決まった歯(小臼歯)を抜きます

また、たとえ邪魔な歯が1本であったとしても、抜歯をするとなれば必ず4本セットで抜くことになります

poko
poko

1本だけ抜くと噛み合わせが悪くなるためです

噛み合わせのバランスをとるために、上下左右揃えて4本抜くのです

そのため、歯列矯正において『抜歯が必要』と診断された方は『4本は抜くんだな…』と覚悟が必要です。笑

とはいえ、なるべくなら健康な歯を抜かずに治療したいのが本音です

歯医者さんもなるべくなら抜歯をしない治療を考えてくれるとは思いますが、綺麗な歯並びのためにやむを得ず抜歯することも少なくはありませんので、その場合は覚悟を決めましょう(*´-`)

抜歯後の止血にかかる時間

目覚まし時計

さてここからは、抜歯後の止血についてご紹介していきます

抜歯するとなると、もちろん歯の根本からがっぽり抜き取られてしまうため、抜歯した箇所には穴が空いた状態になり、そこから出血してきます

抜歯後の出血はどのように抑えるかというと、それはひたすらガーゼを噛んで圧迫させて止血する方法です

そのため、抜歯直後は30分〜1時間ほど抜歯箇所でガーゼを噛み続けることになります

poko
poko

ガーゼを噛み続ける時間については歯医者さんの指示をよく聞いてください!

この“ガーゼを噛み続ける”という行為なのですが、同じガーゼを長く噛み続けすぎても、逆に短すぎてもダメなので結構難しいのです…

具体的にどういうことか説明する前に、まず止血するためには傷口がどうならないといけないかというと、かさぶたできないとだめですよね?

このかさぶたというのは、いわゆる血が固まってできたものなのですが、口の中では腕や足の怪我にできるカサカサしたかさぶたではなく、ゼリー状の血餅(けっぺい)というものができて傷口を塞ぎます

この血餅は、通常の傷口のかさぶたのように、傷口から出てくる血が止まり、傷口についた血が固まってできます

つまり、まずはなにより止血する必要があるのです!!

そのため、ガーゼを噛む時間が短すぎると、傷口が圧迫されずに血が流れ続けてしまう恐れがあります

逆に、同じガーゼを長時間噛み続けると、すでに血は止まっていたとしてもガーゼを剥がすことによってガーゼと一緒に固まった血(血餅のなりかけ)まで剥がれてしまって結局また血が出てしまう…ということになりかねません

poko
poko

この塩梅がめちゃくちゃ難しい…なのでとにかく、歯医者さんの指示に従いましょう

とにかく、手術後すぐの止血時はじっとして30分〜1時間ほどガーゼを噛み続ける!そしてこの時は、ちょっとした動作でも傷口が非常に開きやすくなっているのでとにかく安静にすることをおすすめします

そして、様子をみながら1、2階ガーゼを新しいものに取り替えて再度噛み続ける!

そうすることで、自然と血は止まってきます

止血した状態はどういうものかというと、口の中に多少血が混じっていたり、傷口からちょっと血が滲んでいたりする程度であれば安静にしていれば大丈夫です

ただし、血が止まったからといってすぐに激しい運動をしたりするのは✖️です!

抜歯した日は、たとえ止血したとしても非常に傷口が脆い状態なので、激しい運動や湯船に浸かって体温を上げるといったことを避けるのがベストです

血が止まらないとはどういう状況?

部屋の隅で膝を抱える男性

止血した状態の合図が、傷口から完全に血が止まった状態であったり、多少血が滲む程度であるのに対して、血が止まらないとどういう状況になるのでしょうか?

血が止まらない状態だと、傷口から血がダクダクと出続けていたり、口の中で血がぷよぷよと固まった状態になります

血が少し滲む程度であれば、若干口の中が血の味がする程度ですが、止血せずに血が流れ続けると血が口の中で固まってぶよぶよしたものができます

このような状態であれば、再度新しいガーゼを噛んで様子を見て、それでも止まらないようであれば歯医者さんに行くことをおすすめします

poko
poko

わたしの場合、『そろそろ止まったかな?』とガーゼなしで様子を見ていたら、口の中が血でいっぱいになってすごく怖かったです…

【体験談】血が止まらなくて再度歯医者さんに行った話

わたしは矯正するにあたって4本抜歯をしたのですが、抜歯の手術は左右に分けて上下2本ずつの2回に分けて行われました

1回目の抜歯の時

1回目の抜歯では左側の上下を抜いたのですが、この時の止血にかかった時間は約1時間半ほどでした

止血までの流れとしては、

  • 手術後ガーゼを噛む(30分)
  • 家に帰って一度ガーゼを新しいものに取り替える(30分)
  • 一度様子を見て、まだ血が少し滲んだのでさらにガーゼを噛む(30分)
  • 多少口の中は血の味がしたけど止血

といった感じでした

抜歯が初めてだったので、止血した状態がよくわかりませんでしたが、ガーゼをとってしばらく様子を見ても血がダラダラと出ている様子はなかったので止血をやめました

今思えば、わりとすんなり止血した方なのかなと思います

ちなみに、麻酔が完全に切れたのは手術後約3時間後くらいでした

poko
poko

わたしの場合、1時に手術が終わって、6時には外食に行っていました笑

ただ、出血長引くことを考えると、抜歯日に予定を入れるのはおすすめしましせん笑

2回目の抜歯の時

2回目のときは、1回目の経験があった分、とくに不安も感じずに同じように安静にしてガーゼを噛んでいました

が!血が止まらなかったのです…

最初は1回目の抜歯時と同じ流れでガーゼを噛んでいたのですが、1時間半経ってガーゼを外してみても、血が止まっておらず…

『あれ?』とちょっと不安になったわたしは、再度新しいガーゼを噛み続けることに…

30分後にまた外して様子を見てみても、やはり血が止まらない…

『もしかしたら止血している時間が短いのかも』と思い、最後は長めにガーゼを噛み続け、1時間後にガーゼを外してみて、しばらく様子を見ようとガーゼ無しで待ってみると、口の中が血でいっぱいになってしまい、さらには溜まった血がぶよぶよと固まりだしたのです…(もう思い出すだけでも嫌な記憶です…)

どうやら、下の歯は止血していましたが、上の歯がずっと血が流れ続けている状態でした

しかも、もらっていた予備のガーゼも無くなってしまい、手術から3時間以上経っていたこともあり、急遽ティッシュを詰めて歯医者さんに電話しました

わたし『すみません…先程そちらで抜歯をした者なのですが、一向に血が止まらなくて…』

歯医者さん『うーん。しばらく強くガーゼを噛み締めていたら自然に止まるんですけどねえ…』

わたし『予備にいただいたガーゼも無くなってしまって…』

歯医者さん『今から来れますか?』

わたし『向かわせていただきます…』

そして歯医者さんに行き、急遽止血をしてもらいました

どういうことをしたのかというと、ガーゼに止血させる薬を塗布したものを抜歯箇所に強く押し当ててひたすら噛み続ける。ただそれだけです

ただし、わたしがガーゼを詰めた時との大きな違いは、適度な大きさのガーゼを抜歯箇所にぐっぐっとピンセットのようなもので押し当てて、傷口を完全に密閉させるようにしていた点です

わたしの場合傷口にふれるのがいやで上下の抜歯箇所を挟むようにガーゼを入れただけでした

poko
poko

この時すでに手術から3時間ほど経っていたので、麻酔がほとんど切れていて、傷口にガーゼを押し当てられてジンジン痛かったです…

同様にして1、2度ガーゼを新しいものに取り替えて止血をしていき、結局手術から4時間後くらいに血は止まりました

今回なかなか止血しなかったのが上の歯だったのですが、下の歯は血が出るのに下から上に重力に逆らって出るので早めに止血するそうですが、それに比べて上の歯は重力に従って血が流れ続けるのでなかなか止血しにくいそうです

手術直後だと麻酔がかかっていて痛みはありませんが、次第に麻酔が取れてきて、止血のガーゼを噛むのにも痛みを感じるようになってしまうので、初めのうちからしっかりガーゼを噛んで止血することが大切です

止血するにはとにかく安静にすること!

静かに座って読書する女性

最後に、抜歯後の止血の大事なポイントをおさらいします

抜歯後の止血のポイント

  • 激しい動作を避ける
  • 30分〜1時間くらいは同じガーゼを噛み続ける(歯医者さんの指示に従う)
  • 無闇にガーゼを取り換えすぎない
  • 長時間同じガーゼをつけない

まず言えることは、止血中はとにかく安静にしていること!これに尽きるといっても過言ではありません

抜歯後はなるべく激しい動作を避け、なんなら歩くのすら、すり足でそーっと歩くようにとにかく傷口に振動を与えないようにすることをおすすめします!

poko
poko

わたしはとにかく動かずに、ずっとソファにもたれかかって止血を待ってました笑

もしも長時間経っても止血の兆しがない場合は、歯医者さんに相談してみることをお勧めします

ただ、不安にならずに冷静にガーゼで圧迫し続ければ必ず止血するということを覚えておいてください…!焦る必要はありません…!(わたしはめちゃんこ焦ってました笑)

それから、たとえ傷口が塞がったとしても手術日は激しい動作や湯船に浸かって体温を上げるといったことを避けて下さい(血流が良くなって再び出血するおそれがあります)

抜歯後はとにかく安静にしていなければならず、不便や出血の不安もたくさんあると思いますが、この記事を読んで少しでも多くの方の不安を取り除けたらと思います!

長々とお読みいただきありがとうございました!

おしまいっ

コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました