こんにちは、ぽこブログです
昨今の新型コロナウイルスによる世界規模の入出国制限や普段の生活における外出制限など、その影響はとても大きいものですよね
正直なところ、わたしはこんな世界規模になるまで大事になるとは思っていませんでした
出掛けたいのに外出制限&施設が閉鎖しているというもどかしい状況
せっかく冬も終わって暖かくなってきたのにあんまりだ!
外出が制限される今だからこそ、ふだんはあまりしない思い出に浸ってみたり。。
そんな最近は、おでかけしたい欲をこらえつつ、旅行の思い出に浸って、次の旅行はどこに行って何をしようかと想いを募らせています
学生最後の春休みはオーストラリアで
いまからちょうど一年前、わたしは大学4年生で卒業旅行で彼と2人でオーストリアに行きました
4泊6日という、あっという間の夢のような時間でした
滞在時間は約4日間。この4日間、という長さがまた絶妙によくて。もっと長かったら1日の密度は薄れちゃいそうだし、体力的にももたないかもだし。『もうちょっと遊びたいな、でももう帰国か、楽しかったな』という長さがまた、旅行をいい思い出にしてくれるスパイスだと思っています
滞在のスケジュールはというと
- 1日目:日本からオーストラリアへ移動🇦🇺
- 2.3日目:ケアンズで過ごす→ゴールドコーストへ移動
- 4.5日目:ゴールドコーストで過ごす
- 6日目:日本に帰国🇯🇵
行った場所はケアンズとゴールドコーストの2カ所でしたが、のほほんとゆったりした時間の流れる田舎町のケアンズと、活発な若者たちで溢れるサーファーの街ゴールドコースト(その中でもサーファーズパラダイスと呼ばれる場所)とでは、見る世界がまったく違いました
ケアンズで
ケアンズはゆったりした時間の流れる田舎町
のほほんとした空気が流れ、街中にも広々とした自然を生かした公園がたくさんあり、日中はそんな公園でスポーツをしたりカフェでくつろぎ、夜になれば大きなナイトマーケットが賑わっていました
そんなケアンズではグレートバリアリーフで有名なグリーン島と、“世界の車窓から”で有名なキュランダ鉄道に乗車しました
どちらもケアンズ観光では必須とも言われる観光地で、海と山、それぞれを楽しむことができるのが自然豊かなケアンズの特徴です
グリーン島ではさまざまなマリンアクティビティをすることができ、わたしたちはシュノーケリングをし、島の散策をしていました
海は手前が薄い透き通った青色、向こう側はグレートバリアリーフが広がるので深い青色に染まっていて、とても美しかったです
シュノーケリングでは、浅瀬の方でしか泳げませんでしたが(うまく泳げる方は、珍しいカラフルな魚たちが沢山泳ぐ珊瑚の上を悠々と泳いでいました)、浅瀬にも沢山の小さな魚が泳いでいて、水が透き通っていてとても気持ち良かったです
シュノーケリングでちょっとつかれた後は、島の散策。道がしっかり舗装されていて、いろんな箇所から海に出られました
わたしたちは島を奥に奥にずっと進み、人気がない海へと続く道のほとりで海を眺めて過ごしました
シュノーケル以外にもさまざまなマリンアクティビティがあり、一日中楽しむことができましたが、あえてゆっくり島の空気を楽しむ大人の楽しみ方だったと思います
キュランダは世界遺産にも登録される、世界最古の熱帯雨林
そんな熱帯雨林の中を約1時間45分かけて進むのがキュランダ鉄道であり、その長い長い車両は、『世界の車窓から』でも有名です
わたしたちはそんな車両の一番最後尾に乗車し、まずはケアンズの街を抜け、広大なさとうきび畑を進み、そして熱帯雨林の中を進んで行きました
途中大きく曲がるところがあり、そこで前方の車両が見えるため、絶好の写真撮影ポイントと言われています
また、道中のもう一つの楽しみといえるのが、幸せを呼ぶ蝶ユリシス探しです
ユリシスを見つけた人には幸せが訪れるという迷信がオーストラリアにあり、そのユリシスはケアンズ周辺でよく見られるそうな
キュランダ鉄道が通る熱帯雨林もまさにユリシスが見られるポイントとされていて、景色を楽しみつつユリシス探しに勤しみました
そんな中、同じ車両の方が「あそこ!ユリシスいる!!」と。とっさにまわりを見渡すとそこには青い蝶が!!!
なかなか見られないとのことで、実際わたしたちが見たあの青い蝶はユリシスだったのかはわかりませんが、わたしはユリシスだったと信じています
とても貴重な体験をすることができた、旅の思い出の一つです
また、夜はナイトツアーに参加し、幻想的な土ボタルを見たり、南半球ならではの南十字星がみられる天体観測をしたり。オーストラリア原住民族のアボリジニのディナーショーでアボリジニメイクをしてもらったり、珍しいワニ肉やカンガルー肉の料理を食べたり。
日本では決して体験できない自然を満喫することができました
ゴールドコーストで
ケアンズとは打って変わり、ゴールドコーストは海に面したサーファーの街
街はよく日に焼けたサーファーで賑わい、若者向けの店が立ち並び、水着姿で歩く人もちらほら
そんなゴールドコーストでは、南半球最大の高さを誇ると言われるQ1タワーに登り、オーストラリア名物のパンケーキを食べ、活気あふれる街を楽しみました
Q1タワーからの景色は圧巻でした
南半球1の高さということもあり、まわりにそびえるビル群を見下ろし、長く果てしなく続くグレートバリアリーフの海岸線を見下ろすことができます
波を楽しむサーファーたちと、街ゆく人々を眺めると、自然と一体した国であることを実感できます
打ち寄せる波の白色と、奥に見えるグレートバリアリーフの濃淡のグラデーションがとても美しく、いつまでもみてられる景色でした
朝はふわふわのパンケーキと甘いクリームがたっぷりのった冷たいコーヒーを飲み、昼はジューシーなオージービーフのハンバーガーにかぶりつき、夜はケバブと大きなスーパーを散策して買ったフルーツをホテルで食べました
わたしは海外に行くと、必ず現地のスーパーに足を運ぶようにしています
海外ならではの山積みになった野菜やフルーツ、ひとつひとつの商品の大きさ、レジの形式など、日本とはまったく違った景色が広がっていてとても楽しいのでおすすめです
わたしにとっての旅行
わたしも彼も旅行が趣味で、将来的には二人で世界中をまわることが夢
わたしにとって旅行を一言で表すなら、『新しい自分をみつけていくこと』
旅行のときのわたしは、なんでもない街の一角も、移動中の景色も、一瞬一瞬の景色や出来事を大切に、大切に、心に焼き付けています
その非日常の景色の中にふと自分を当てはめて、『ああ、こんな暮らしがしたい。こんな風に生きれたら素敵だな』と考える
旅行先の、日常とは全く違う空間に自分を置くことで見えて来る新しい、こうありたい、という自分の姿
わたしの知らない世界を見せてくれる旅行が、大好きです
なぜ旅行は特別なのか
旅行先だと日常にありそうな一瞬でも、特別感じてしまいませんか?
せっかく旅行にきてるのだから、一瞬一瞬を大切にしようとするあまりに、普段の生活でも目にしているような景色でもなんだか色濃く、特別に残ってしまう現象
たとえば、図書館で借りた本や無料で見た動画の内容はなんだか薄れてしまいがちだけど、自分でお金を払って買った本や映画館で見た映画は記憶に残るような、そんな感情
それって結局、お金を払っているからというのが大きいのかなと思います
お金を払って旅行にいく、お金を払って本を買う。せっかくお金を払ったのだから、と一つ一つを大切に記憶に焼きつける
ちょっといやな言い方になっちゃいますが、お金を払うことで元を取ろうと丁寧に、大切に、確実に自分のものにしようとできる
わたしは旅行を通して、思い出や新しい考え方をお金を払って買っている、といえます
そんなわたしはこれからも日本中、世界中を旅して回って、新しい自分をみつけていく予定です
おしまいっ
コメント