こんにちは、pokoblogです
わたくしpokoが20代で始めた歯列矯正生活も、いよいよ後半戦に差し掛かってきたわけですが、なななんと!!今までにないくらい歯が痛む…!(´⊙ω⊙`)
そこで今回は、大人の歯列矯正の意外な落とし穴!過去最大の歯の痛みと、後半になったらどう言う治療をするのか?と言う点について解説していきたいと思います!
ちょうど治療開始から1年ほどになりますが、今まで痛いことがほとんどなかったので、衝撃です…!
- 大人の歯列矯正を考えている方
- 歯列矯正について知りたい方
- 歯列矯正に対して怖いイメージのある方
などなど…ぜひ参考にしていただければと思います!(`・ω・´)
また、わたしは20代、社会人になってから歯列矯正を始めており、そんな“大人の歯列矯正”について日記形式で記事を書いているので、そちらもぜひ参考にしていただければと思います♪
矯正治療後半ではどういうことをするのか?
そもそも、わたしの矯正治療スケジュールとしては、矯正器具を付けている期間としては最短1年半くらい、と言われていました
現在治療開始約1年くらいなので、矯正器具での治療機関としては2/3くらいの段階で、いよいよ後半の調整に入り出したという具合です
矯正器具って、ずっとその期間中は同じものをつけているの?
そもそも矯正器具の原理は、歯にワイヤーをつけて、その引っ張る力で歯を動かしていくという感じで、矯正器具は大きく分けて、
- 歯の表面に直接取り付ける、ワイヤーを通すための器具
- 歯に負荷をかけるためのワイヤー
の2つから成り立っています
1つ目の、歯の表面に取り付ける器具については、一度の治療期間中に変えることなくずっとつけっぱなしですが、2つ目の、その間を通すワイヤーに関しては、歯の動き具合や矯正の段階によって太さを変える(=歯にかける負荷を変える)ために適宜入れ替えていきます
わたしが実際に行っていった矯正の手順としては、
- 前歯(奥歯2本以外)だけに矯正器具をつけて、前歯の歯並びを治す
- 奥歯にもワイヤーを通し、歯全体を見ながらすべての歯の歯並びを治す
- 歯並びがほぼ改善された上で、抜歯箇所を埋めていく【←現段階】
という具合でした
これまでの治療中のことを考えると、それなりに長い時間をかけて歯のガタつきを矯正していく感じだったので、短期間でめちゃくちゃ痛い!!ということはあまりありませんでした
そのため、矯正治療に対して、『意外と痛みはないものなんだな』という認識でした!
とはいえ、全く痛くないわけではなく、矯正器具を取り付ける前の青ゴムでの治療の段階や、歯医者さんでワイヤーを交換した後の数日は歯が痛むことはありました(*´-`)
つまり、これまでは歯並び改善するべく歯をダイナミックに動かしていたのに対し、ここからは隙間が空いている抜歯箇所を埋めていくという作業が始まるというわけなので、これまでそんな痛くなかったのだからこれからも大丈夫だろう!と過信していたわけです…!
…が!現実はそう甘くなく、むしろこれまでにないくらいの痛みがあるわけです(@_@)
続いては、矯正治療後半戦:抜歯箇所を埋める段階について詳しくご紹介していきます
矯正治療後半戦!抜歯箇所を埋める治療とは?
わたしは矯正治療の一環として、歯を4本抜いたのですが(抜歯についてはこちらの記事を参考にしてみてください)、もちろん抜歯した箇所はがっぽりと歯1本分の隙間ができ、その隙間があるおかげで歯並びを綺麗に改善できるわけです
歯並びを矯正していくうち中で歯が動くわけなので、多少抜歯箇所の隙間も埋まっていきますが、ほぼ歯並びが綺麗に治った治療開始1年経過時点の現在でも抜歯箇所の隙間は残っています(正直ちょっと焦る)
最初は、歯の矯正の一環で抜歯箇所も全て自然に埋まっていくものだと思っていたので、1年経過してもなお、かなり隙間が残っていて少しびっくりしました…が!抜歯箇所を埋めるという第二の行程が別にあったわけなのです!
その抜歯箇所を埋める治療についてですが、今まで使用していたワイヤーとはまた違うワイヤーを使用して歯を動かします
一体どんなワイヤーかというと、下の図のような感じです↓↓
抜歯箇所の隙間を埋めることに特化したワイヤーとのことで、個人的に思うのは、今までの矯正治療以上に歯への負荷が大きく、短期間でも結構歯が動いて隙間がみるみる狭まっていく印象です
また上の歯の場合は、隙間を埋めるために歯並びを動かすと言っても、奥歯が前の方に出てきてしまっても、歯並び全体が前に出てきてしまうので返って歯並びが悪くなってしまいます
そのため、奥歯の位置は固定して前歯を奥に引っ張るようにして隙間を埋めるために、奥歯を固定する器具をつけるのですが、これがすごく痛い!!!!(´⊙ω⊙`)
奥歯を固定って…一体どんな器具をつけるの?
固定する器具は下の図のようなものを取り付けます↓↓
どのように固定するのかというと、上の歯の左右の奥歯同士を橋渡しするようにワイヤーを通すのです
つまり、上顎のところに常に太めのワイヤーが通っている状態です…!
そのため、不便なことがたくさんあって、
- とにかく喋りづらい(特に母音が“い”の音が発音しづらい)
- 食べ物を咀嚼しづらい
- 食べ物が非常によく引っかかる
- 飲み込むときや、うがいなどで吐き出すのがちょっと困難
- 常時舌がワイヤーに当たっているので、痛い!(ひどい時は跡がついている(泣))
などなど…日常的に支障をきたすことばかりです…
このワイヤーつけて初めて『普段こんなにも舌を上顎につけることが多いんだな』と痛感しました
1週間もすれば流石に慣れてきて、違和感なく過ごすことができるようになりますが、つけてすぐの時はとにかく違和感&舌が器具に当たってすごく痛かったです!
でも、この器具をつけ始めて、抜歯箇所を埋める段階に入って1ヶ月もたたないくらいですが、なんとなく抜歯箇所の隙間が小さくなったことを実感しています(*´-`)(これまでこんなに歯の動きを実感するようなことはあまりなかった!)
まだ抜歯箇所を埋める治療を初めてまもないため、この特殊なワイヤーをどれくらいの期間つけるのか(外す時まで?)など分からないので、今後進捗をご紹介していければと思います(`・ω・´)
治療による痛みについて
前章の、治療の詳細のところで若干痛みや不便さについてご紹介したと思いますが、とにかくこの治療は痛み&不便が多い!!!ということをお伝えしたいです(´⊙ω⊙`)
痛みには以下の2種類あります
- 歯を動かす負荷の痛み
- 舌にワイヤーが常時当たっている痛み
1つ目の歯を動かす負荷については、これまでの治療でもずっとかかっていた負荷ではあるのですが、いままで以上に強い負荷がかかっており(前章でご紹介した特殊なワイヤーをつけているので)、ものすごく痛い…
特にワイヤーを取り付ける施術時は、歯を強く引っ張ってワイヤーを取り付けたので、『歯取れちゃわない!???』と思っていました笑
また、今回の治療から始めてついた、上の歯の奥歯同士を橋渡し形式で通しているワイヤーが、常時舌に当たっているのでこれまたすごく痛いです…
人間は基本的に常時舌を上顎にくっつけるようにしているようで、意識して舌を下の方にしておかない限り、嫌でもワイヤーに当たってしまい、常にくっきりとワイヤーの形の跡が舌についてしまうほどです…
歯磨きの時に舌磨きもするわたしですが、場合によっては痛すぎてできないこともありました泣
そもそも矯正治療は、これまで実際に行ってきた経験上、そんなに痛いものではない!!と思っていたので、治療後半のここにきてこの痛みか…と感じるわけです…
とはいえ、この治療を始めて1週間ほど経てば次第に慣れても来るので、痛みに関しては平常運転に戻ってはいくものの、これまでにないくらいの痛みがあったことはたしかです(*_*)
生活への影響は?
続いては生活への影響についてですが、これがもう、影響ありまくりで、どんな影響かというと、
- とにかく滑舌が悪い!!!
- 食べ物がワイヤーにひっかかる!!!
- 咀嚼しづらい!!!
ということにつきます…
まず滑舌の悪さについてですが、これは先ほどもご紹介しましたが、上の奥歯を固定するために上顎にアーチ状にかかっているワイヤーがあることで、舌を上顎につけて発音する音がとてもしゃべりにくいのです…!!
基本的に母音が『い』の音が話せません笑
特にこの器具をつけてしばらくの間は、そもそも慣れていないので、とにかく口がもたつく…
この治療を開始してから、狙ったように仕事が忙しくなり、いろいろな人と会社で話し合わないと行けない機会が増えたわたしは、『滑舌が悪過ぎるやつだと思われてんだろな…』と思いながら仕事をしております笑
滑舌が悪くなったことで、大好きな歌うこともままならず、結構ストレスだったりします…(*´-`)
日が経つにつれて慣れてきたからか、少しは発音できるようになりましたが、それでもやはり慣れてもどうにもならないところがあって、うまく発音できないというのがかなりのストレスです…生活への影響は大いにあり!!!!
そして続いてが、とにかくワイヤーに食べ物がひっかかるということです
ワイヤーに食べ物がひっかかるのは、これまでもワイヤーはつけてたからあったよね?
その通り!これまでもずっとワイヤーはついていたので、もれなく食べ物がすごく挟まったり引っかかったりしていたのですが、今回初めてつけることになった、上の奥歯を結ぶアーチ状のワイヤーがこれまた厄介で、『食べ物を引っ掛けてください!』と言わんばかりにひっかかります笑
それに、歯の表面に付いているワイヤーであれば、歯磨きでなんとかなるものが多いのですが、このワイヤーは上顎についており、なかなか歯ブラシでも届かない食べかすがついてしまったりして、歯磨きも一苦労なわけです…
個人的によくひっかかるものとしては、白菜やほうれん草といった、柔らかくて長めの葉物野菜が厄介です
もういっそ気にせず、ばんばんひっかけながら食べるのが吉だと思った次第です…笑
そしてさいごに、とにかく咀嚼しづらい!泣
とことん食べることに支障をきたすね…
この器具をつけはじめて、初めて気づいたことは、人間は意外と咀嚼中に舌を使っているということで、意識しないとなかなか分からないものですが、咀嚼中に舌を上顎に当てるという行為を結構しているのです…
そのため、上顎にワイヤーがかけられているこの治療段階では、ワイヤーが邪魔して食べ物をうまく咀嚼?舌で押し流す?ということができず、なんとももどかしい!!!
つけ始めてまもない頃はちーっちゃい一口しか咀嚼できず、『矯正中の人ってどうやって物食べてんの!?』と思っていました…が!1週間もすれば“慣れ”でなんとか食べ方のコツは掴んでいけます笑
話しにくい!食べにくい!で、私生活にものすごく影響をきたしているわけですが、なんとか“慣れ”だけで上手くやっていけます…
コロナ禍ということもあって、マスクをしているお陰で口元を見られず矯正治療ができる!と思っていましたが、この段階に来て明らかに滑舌が悪くなったので、そこはどうしても隠しきれないですね…笑
矯正開始1年経過 まとめ
さいごに、矯正治療を始めて1年経過した現段階の治療である、『抜歯箇所を埋める治療』について総括します
矯正開始1年経過 まとめ
- 1年経つと、歯並びはもうほぼ完全に綺麗になっているけど、抜歯箇所だけが埋まっていなくてすごく焦る(→そこだけ埋める治療が始まります…!)
- 抜歯箇所を埋めるために、いままでにないタイプのワイヤー(①歯全体につけるワイヤーはこれまでと種類の違う強力なもの②上の歯の奥歯を固定するために左右の奥歯をつなぐように上顎のところにワイヤーがかかる)をつけるのだが、これがかなり歯への負荷をかけて痛い
- 上顎にかかったワイヤーのせいで滑舌が悪くなり、さらには咀嚼もしづらくなるため私生活への影響大
- どうしようもない影響(特に滑舌)もあるけれど、1週間も経てば“慣れ”でなんとかなるようになるから心配は無用!人間って強い!!
つまりまとめると、ズバリ!この段階に来てカコイチの矯正治療らしい痛み&不便さを痛感!!といった感じです(`・ω・´)笑
これまでも痛みや不便さはもちろんありましたが、わたしが“矯正治療”に対して身構えすぎていたからか、痛みや不便さに対して『意外とこんなもんなんだな』と思っていたところがありました
そんなこんなで治療は進んでいき、矯正器具をつけている期間として提示されていた1年半のうちの1年が経過し、このまま順調に何事もなく終わっていくと思っていた矢先に今回のこの痛み&不便さ!!正直油断していました笑
今回の詐術を受けてから数日間は、うまく話すことも食べることも出来ず、ものすごーく絶望していましたが、1週間もすれば自然と慣れてきて、ほぼ日常に戻ることができました(とはいえ、どうしても母音が“い”の言葉は発音しにくいですが…(*´-`))
とにもかくにも!矯正治療後半戦にさしかかってカコイチの“矯正治療らしさ”を痛感したわけですが、あと約半年!綺麗な歯並びのために頑張っていこうと思います( *`ω´)
ここまでお読みいただきありがとうございました!
おしまいっ
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