こんにちは、pokoblogです
今回は歯列矯正治療中の歯磨き事情について徹底解明していこうと思います!!
歯列矯正といえば、歯の表面につけるワイヤーの通った“あの”矯正器具ですが…あれをつけていてどうやって歯磨きをするのか?綺麗に磨けるの?と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか
普段通りゴシゴシ磨くだけじゃダメなの…?
実際わたし自身が、綺麗に磨けるのか?痛みはないのか?と不安がたくさんありました
そこで今回は、大人になってから歯列矯正治療をしているわたし自身の経験をもとに、矯正治療中の歯磨きのポイント、注意点をご紹介していきたいと思います!
✏︎この記事で紹介していること✏︎
矯正治療中の歯磨き事情について!
- 歯磨きの手順は?
- 歯ブラシの種類は?
- 会社や学校での歯磨きは?
- 【体験談】歯磨きは食後すぐにしよう…!
✔︎歯列矯正に興味のある方
✔︎歯列矯正中の歯磨きの方法を知りたい方
✔︎矯正治療に不安がある方
ぜひぜひ参考にしてみてください♪
矯正治療中の歯磨き事情について
矯正治療といえば、お馴染みの矯正器具を歯の表面につけて生活するわけですが、そのときの歯磨き事情についての疑問を持っている方は少なくないはず
- 矯正器具をつけたまま歯磨きするの?
- きれいに磨けるの?
- ワイヤーにいっぱい食べ物が詰まりそう
- 歯磨き中に痛みはないの?
わたしも矯正治療を始める前はそういった疑問ばかりで不安だったので、この記事を読むことで少しでも不安が解消できればと思っています
全部順を追ってご説明するので大丈夫ですよ!!
歯磨きの手順は?
まず第一の疑問…矯正中は矯正器具をつけながら歯磨きをするのか?ということについて、答えはYESです
矯正器具は歯の表面に接着剤のようなもので固定されており、簡単には外せないようになっています
というより、簡単に外れるようでは食事中なども外れてしまいかねないので外れちゃだめ。笑
ずっとつけているからこそ意味があるのです!
つまり、矯正治療を始めるなら治療が終了するまでの約1〜2年は矯正器具を外すことができませんん
どうしても外したいとなったら外せますが、約30万円ほどかかると言われました
そこからまた器具を付け直すので…外さないことをおすすめします
さ、30万…
矯正治療を始めるのには、結構な覚悟が必要そうだね…
そのため、もちろん歯磨き中も矯正器具をつけたままということになりますが、これが結構大変なのです…
矯正治療中は普段の生活以上に歯磨きにを気をつけなければなりません
その理由というのが以下の通りです
矯正治療中の歯磨きの注意点
- 矯正器具に非常に食べ物が詰まりやすい
→虫歯の原因に - あまり力をかけすぎると矯正器具の破損につながる
- 綺麗に磨かないと着色の原因に
まず第一に、矯正治療中は矯正器具のワイヤーと歯の間に食べ物が非常に詰まりやすくなっています
そのため、食べ物が詰まった状態で歯磨きをせずにずっと過ごすと虫歯の原因になりかねません
矯正治療中に虫歯になってしまうと、大抵の場合は矯正器具を外さずに治療をすることができますか、虫歯の度合いによっては矯正器具を外さなければならず、もれなく矯正治療を中断してしまうことになります
お金も時間かかるので、虫歯は必ず予防しましょう
また、前歯の矯正器具はあくまで接着剤で歯の表面に固定されているだけなので、普段強く歯を磨く癖のある方は同じ力をかけて歯を磨くと、矯正器具がとれてしまったり、破損してしまったりする可能性があります
矯正治療中の歯磨きは、力を込めてゴシゴシ磨くというのはグッと堪えて、矯正器具近辺は特に優しく、しかし隙間に詰まった食べ物や汚れを除去するために丁寧に細かく磨く必要があります
後でご紹介しますが、矯正治療中は様々な種類の歯ブラシを駆使して歯磨きをしていくのです…!
そして、面倒だからといっておざなりに磨くと歯への着色の危険性があります…!!
矯正治療は約1〜2年の期間で、その期間中はほとんどずっと矯正器具をつけていることになります
そしてこの矯正器具は、歯の表面にくっついています
つまり!!何が言いたいかというと、歯磨きをおざなりにしていると、だんだんと歯に汚れや色素が沈着し、いざ器具を外したときに器具をつけていたところと色が違う!!なんてことが起こりかねないのです!
器具のついていたところだけ白くポツポツと跡が残るのはイヤですよね…
えーっ!それはダサすぎ!絶対やだ!!
矯正治療中の歯磨きはなかなか大変ではありますが、しっかり磨かないと危険…!ということを覚えておいてください(@_@)
歯ブラシの種類は?
歯ブラシは何を使えばいいんだろう?
普段使っているものと同じで大丈夫なのかな?
矯正治療中の歯磨きの大切さ、大変さはよく分かった!!
ではその次のステップ、どうやって磨けばいいのか?という点についてですが、わたしの場合は3種類の歯ブラシを駆使して歯磨きをするように言われています
まず最初に、矯正治療中ならではの歯ブラシの種類についてご紹介します
タフトブラシは毛束が1つだけの、ヘッドが小さな歯ブラシで、歯並びの入り組んだところや、器具と歯の細かい隙間を磨くのに使います
山型ブラシは毛束の中央が出っ張っている歯ブラシで、矯正器具の上下から沿わせるように(歯の表面に並行になるように)使うことで歯と器具の隙間を磨くのに使います
また、毛束の中央が凹んだ形をしている谷型ブラシも同様に歯と器具の間を磨くのに使うのですが、山型とは使い方が違って、矯正器具の上から被せるように使うことで器具の上下両方を一気に磨くことができます
山型ブラシと谷型ブラシは同じ用途で形が違うだけなので、どちらか1本を使います
わたしは歯医者さんに、
- 山形ブラシ
- 谷型ブラシ
- 普通の歯ブラシ(いつも使っている形のもの)
- タフトブラシ
の4本セットをもらいました
そして使用する3本というのが、山型か谷型のうち1本、普通の歯ブラシ、タフトブラシの3本です
次に磨く手順です
まずは山型ブラシ(谷型ブラシ)を使って矯正器具と歯の隙間を磨き、大きな食べかすや汚れを取り除きます
その次に普通の歯ブラシ(普段使っているもので大丈夫)を使って歯の裏側や、奥歯など、言わば矯正器具とはあまり関係のないところを磨きます
そして最後にタフトブラシを使って、器具と歯の間の磨き残しがないように細かく磨いていきます
普通の歯ブラシは、もらったものではなく、わたしがそれまで普段使っていたものを使っています
わたしは、なんとなく磨きやすそうな山型ブラシの方を使っています
また、普通の歯ブラシは歯医者の先生に『普段使っているものでいい』と言われていたので、矯正治療を始めてから使い始めた市販の歯ブラシを使用しています
ここからはおすすめの歯ブラシのご紹介です…!
矯正治療を始めると、なるべく毛先の柔らかい歯ブラシがいいな…と感じることが多いのです
その理由というのが、以下のようなものがあります
- 抜歯箇所に毛先が当たっても痛くないものがいい
- 青ゴムや奥歯の器具をつけているときに、硬めのブラシで磨くとキュッキュッと嫌な音がなる
- 毛束が大きくて柔らかい方が器具の隙間が磨きやすい
そこでわたしが見つけ出したのが、プレミアムケアという歯ブラシ!
この歯ブラシ、めちゃくちゃブラシが柔らかくて毛束が大きくて、磨きやすいんです!!
わたしが特におすすめの硬さが、やわらかめです!
また、毛が柔らかい分、力をかけて磨いてしまっても器具が壊れたりする心配が少ないのも良いところの一つです
というより、矯正治療中じゃない方でも、歯の磨きごたえがめちゃくちゃあるのでぜひ使ってみてください!
矯正治療中の方はぜひとも使っていただきたい歯ブラシです…!!
学校や会社での歯磨きは?
家にいる時なら歯ブラシ3本を駆使して丁寧なブラッシングができますが、会社や学校や外出時となるとなかなかそううまくはいきませんよね
歯ブラシ3本持参するのもスペースを取るし、丁寧に磨いている時間を確保するのも大変だし…
それでも矯正治療中はできるだけ毎食後しっかりと歯を磨くことをお勧めします!
矯正中は食べ物が矯正器具に非常に引っかかりやすく、虫歯のリスクがあるのはもちろん、単純に歯に食べ物がたくさんひっついてると恥ずかしい!笑
また、着色してしまうリスクもあるので家で磨く時ほど丁寧にできなくても、汚れや食べかすを落とす程度には歯磨きをするべきです
そんな外出時の歯磨きにおすすめなのがMIGACOT(ミガコット)です!!
ケースの蓋の部分がそのままコップとして使えてしまったり、通気性がよく、衛生面に配慮されたケースの万能さはもちろん、この歯磨きセットにあらかじめついている付属の歯ブラシが実に良い…!
調べてみたところ『クリニカアドバンテージハブラシ 4列超コンパクト ふつう』という歯ブラシだそうで、ヘッドが小さめでブラシがちょうど良い硬さなので、山型ブラシの代わりとしてぴったりです!
小さめのヘッドなので器具と歯の隙間が磨きやすくしっかり汚れも取れるので、『歯磨きに時間が取れない!』という外出中でもサッと磨くだけでも違うと思います
わたしはオフィスにミガコットを常備しています…!
一つ買っておけば中身の歯ブラシは取り替えてケースは使用できるしおすすめです♪
【体験談】歯磨きのタイミングについて
ここからは、わたしが失敗してしまった矯正治療中の歯磨きのタイミングについてご紹介したいと思います。。
矯正治療中は食後すぐに歯磨きをするように言われます
わたしは矯正治療を始める前から、基本1日3回毎食後歯磨きをしていましたが、朝、昼は時間もないのでご飯後すぐに磨いていたのですが、夜だけは時間に余裕があることもあり、食後2時間後くらいに磨いていました
その習慣をそのまま矯正治療中も続けていたのですが、ある夜ご飯でカレーを食べた日のこと。。
いつも通りご飯を食べてすぐに歯を磨くことなく、2時間後くらいに歯磨きをしているときのことでした。。
矯正治療を始めてから、歯磨きをするときに鏡を見ながら『ちゃんと磨けてるかな?詰まってるものとれてるかな?』と確認しているのですが、その時一つの異変に気付きました
『え、待って…器具黄色く着色してない…?』
歯の表面に付いている、ワイヤーを倒すためのツブツブの器具…通称プラケットと呼ばれるこの器具ですが、金属製のシルバーのものや、目立ちにくくするために透明のセラミックプラケットなどが存在します
わたしの場合後者で、普段の生活で目立たないようにセラミックプラケットをつけていました
この透明さが命取りだったのです…!
つまり、着色しやすい食べ物、飲み物を摂取するとこの透明のプラケットが着色してしまうのです…!!!
たとえば、着色しやすい食べ物や飲み物の例は以下のようなものが挙げられます
- カレー
- ミートソース
- コーヒー
わたしの大好きなものばかりなのです…!!
これらの食べ物、飲み物を摂取するときは要注意!というより、少しでも着色しそう、というものを摂取するときはその後すぐに歯磨きやうがいだけでもしておくと違うと思います(´⊙ω⊙`)
わたしはそれ以来、夜ご飯の後でも着色しそうだな…というものを食べた日はなるべく早く歯磨きをするようにしています笑
ちなみに、着色してしまったプラケットについてですが、その後しばらく生活を続けていくうちにだんだんと色が取れていきました!
ですがやっぱり黄ばんだプラケットなんて嫌なので、ぜひめんどくさがらず歯磨きを早めにしてください…笑
矯正治療は不便でいっぱい?
なんだか、矯正治療すると大変なこといっぱいそうだなあ…
たしかに、矯正治療を始めると
- お手入れ(歯磨き)が大変
- 食べ物が食べにくい
- 食べられるものが制限される
- 約1〜2年の治療期間がかかる
- そもそも結構なお金がかかる
などなど、不便点は多数あります…
が!!!わたしは歯並びに少しでも悩みがあるのなら絶対矯正治療を始めた方がいいと思うのです!
人生100年時代と考えたら、20代に始めれば残り80年、30代に始めれば残り70年…残りの人生を数十万と1〜2年で大幅に変えることができるのです
たしかに治療費は込み込みで100万円くらいかかってしまいかねませんが、それで悩みが解決されて、人生がより良いものになるのなら安いものなのかなと思ってしまいます
また治療期間の1〜2年も長く感じてしまいますが、その期間が空白になるわけではないし、そもそも最近の治療法の発展で1年も掛からず終わらせられることも可能になってきています
だから!わたしは!悩める方の矯正治療への第一歩を応援します!!!!
『これはすべて綺麗になるためだ!』と思えばほんっとうに苦痛はないんです笑
大人の矯正治療について、わたしの体験談をシリーズ形式で紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください☺︎
シリーズ第一弾!大人の歯列矯正の大まかな流れ、費用、期間など基本的な事と、第1ステップであるレントゲン撮影について↓↓
その他、番外編として
- “青ゴム”の痛みについて
- 大人の歯列矯正を始めるタイミングについて
- 矯正治療を始めるならコロナ禍の今!だと思う話
などなど、たくさんご紹介しています!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
おしまいっ
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