こんにちは、ぽこブログです
今回は、本田健氏による著書『ユダヤ人大富豪の教え〜幸せな金持ちになる17の教訓〜』をご紹介したいと思います
本書は、主人公であり著者である本田健氏が20歳の時にアメリカでユダヤ人の大富豪ゲラー氏と出会い、“幸せな金持ちになるための教訓”を学び成長していく姿が描かれています
そして本書の特徴は、なんといってもその教訓の中で物事を説明する際の例え話のわかりやすさにあると思います!!
ゲラー氏による幸せな金持ちになるための教訓は、難しい表現はなく誰にもわかりやすく、心にスッとなじむような例え話が多く、幸せな金持ちへの一歩をふみだす大きなきっかけになること間違いありません
今回はそんなゲラー氏の教訓の中から特に心に残ったものを例え話をまじえてご紹介したいと思います☺︎
幸せな金持ちになるためには、自分らしい人生を生きる必要がある
成功をうまく忘れることができた人間だけが、幸せに成功できる
成功をうまく忘れる…その中でゲラー氏は『お金のことを忘れろ』と言っています
一見すると、お金のことを忘れてしまっては成功はおろか金持ちになれそうもないと思ってしまいますよね?
あくまでゲラー氏が目指すものは、“幸せな”金持ちなのです
社会的な地位や名誉、愛情などをお金や成功といった形で求める人間は、その成功にたどり着いたとしても、そこには心の平安や幸せがないと知り、結果的に不幸になってしまうのです
そこで、成功やお金のことは忘れて、自分の好きなことをすることに専念するべきだといいます
というのも、サービスの量と質で報酬が決まるという社会の成り立ちを知るべきだとゲラー氏は言います
仕事に関して、お金儲けのことばかりを考える人間よりも、自分の仕事が大好きでたまらないという人間のほうが成功するというのです
たとえば、花が大好きな花屋と、儲けてやろうとばかり考えている花屋がいたとします
花が大好きな花屋:お客さんに余分にサービスをしようだとか、きれいにラッピングしようだとか、いかにお客さんに良いサービスが提供できるかを常に考えている。また仕事が大好きなため、トイレのときもお風呂に入っているときも常にお客さんと花のことで頭がいっぱい。
儲けを考える花屋:サービスなんてもってのほか、ラッピングも儲けを出すため有料で行う。お客さんにいかに花を買わせるかということばかり考えている。
この2種の花屋だったらどちらの花屋で買い物がしたいでしょうか?
もちろん、花が大好きな花屋ですよね
つまり人間は、その仕事を愛している人のほうを応援したくなるので、結果として自分の本当に好きなことをしている人が成功するということなのです
好きなこととは何か?
自分の好きなことをしている人が成功するということはわかりました
では、いったい好きなこととはなんなのでしょうか
わたしは、大人になるにつれて自分の好きなことがだんだんわからなくなっていき、この答えをずっと探していました
もしも芸能人や有名アーティストになんでも質問できる機会があるならば、
『今やっているその仕事がもしお金にならないとしたら、今と同じくらい好きでいられますか?同じ情熱を注げますか?』
と質問したいと思うほどでした。笑
しかし、この質問に対する答えは本書に書いてあったのです
得意なことと好きなことの違い
ゲラー氏は、普通人間は『得意なこと』と『大好きなこと』を混同してしまうといいます
得意なことは、『大物に見られたい』だとか『人生を生きる躍動感を感じたい』という動機に駆られて、ワクワクした高揚感を感じるものであるといいます
周りから評価されたり、認められるために、自分に鞭打ち自分の嫌なことをやっているので、『こんなに頑張ってきたのだから自分は成功するべき、感謝されるべき』と思うようになり、現実とのギャップに耐えられなくなる。自分の心に反したことをしているがゆえに不幸になってしまう。
一方で自分が好きなことは、もっと静かで落ち着いたものであり、たとえ周りの人に評価されなくてもそれをやるだけで楽しくてしょうがない、時間を忘れてしまう、というようなものなのです
わたしの疑問なんて一瞬で解決してしまいました
自分の好きなことをやっている人は、人からの称賛やお金をもらえなくてもやっているだけで楽しいと感じているのだから
つまり、わたしが先ほどの質問を問いかけた時に、真っ先に『お金がもらえないと同じ情熱を注げない!』と答えるような人は、本当はその仕事を心から愛していないのでしょうね。笑
お金の5原則
ゲラー氏はお金には5つの原則があるといいます
この5原則をしっかり理解しておかないと、お金持ちになることはできないとゲラー氏は言います
お金に振り回されずに生きるために知っておくべきこと。それは、お金は社会の中を流れる川のようなものだということを理解しておくべきだということ。そしてその川の流れを独占することはできないということ。
どういうことかというと、まずお金の流れを川の流れとしてたとえます
そして、その大きな川の流れの周りに小さい運河を掘れば、自分の領地に水を流すことができます。この運河が、お金の流れでいえば自分の立ち上げたビジネスに当てはまります
そしてこの水を自分の領地に留めておこうとすると、水が氾濫して悲劇を生む。お金に当てはめるとすれば相続争いなどが当てはまります
また、溜め込むばかりで流そうとしなければ、水は次第に腐ってしまいます
このことをしっかり理解している幸せな金持ちたちは、じぶんのところに流れてくるお金を、自分に留めるのではなく、ポジティブな方向に流していくのです
こうすることで、お金の流れが大きくなるということをしっかり理解できているのです
つまり、金持ちになるための近道は、お金の流れを作ること
お金に縁のない人はどうにかして溜め込もうとする。
これは、ご飯をたくさんたべるのに、トイレで出すのはもったいないので我慢することによく似ている。というのはとてもわかりやすい例ですよね(*´-`)笑
目標を設定する
目標を設定する、つまり自分がどのようになりたいか、どこに行きたいかをはっきりさせないと、人生の迷子になってしまうとゲラー氏は言います
そして、その目標を設定するということは、レストランでのオーダーによく似ているというのです
レストランで、『ご注文は?』ときかれた際に、なにも答えなければ周りの人と同じ定食を運んできてくれる。
でももし、普通の人が食べる定食が嫌ならば、自分は何がほしいのか別の注文を言わなければならない。
どういう仕事がいいのか、どんな人生を生きたいのか、一つ一つをはっきりさせていく
そうすることで、ウェートレスの人はその人生の値段言ってきて、その目標を成し遂げるために必要なことを教えてくれます
目標を設定するということは、なんだか型にはまった感じがして敬遠してしまったり、おろそかにしてしまいがちではありますが、まず進む方向性やイメージがしっかりできていないと前には進めない。基本中の基本が大切ということですね。
目標設定成功5原則
ここで、ゲラー氏が提唱する目標設定で失敗しないための5原則をご紹介します
なかでも本書を通して強く感じたことは、4の目標が達成したところをイメージするということです
ゲラー氏は、『人生の結果はその人の本来の意図を表す』といいます。つまり、人間は考えていること、望んでいることがそのまま実現するため、常にプラスのイメージを持つことを意識するべきだと唱えています
そんな虫のいい話があるか!と思いましたが本書のある2人の会話でとても納得しました
主人公「僕は女性と良好な関係を長く築き上げたいと常に思っているのに、いつもうまくいかないのです」
ゲラー氏「君がガールフレンドといい関係を持てないのは、君がそう望んでいるからだ。だから現実は、君が望んだようになっている。』
主人公『僕がガールフレンドをほしくないと考えているというのですか?!そんなことはない!』
ゲラー氏『君はまだいろんな人と付き合いたいと思っている。たくさん楽しい遊びをしてから理想の女性を探そうとしている。違うかな?』
主人公『(図星で)参りました。。。』
主人公は、心の奥底では自分はまだ結婚など考えるには若すぎるため、一人の女性に決めるには責任が重すぎる…と感じていたので、結果的にそれが現実になっていたのです
もしも願望を達成させたければ、自分の思いを理解しておく必要があるということです
幸せな金持ちになるために
本書を通して一番感じたことは、幸せになるということは自分の心の声にしっかり耳を傾けることです
心から楽しいと感じることをやっていれば、自ずと成功は近づいてきて
心で感じたことがそのまま現実になってしまうため、常にプラスの思考を意識するように心がける
ゲラー氏は己の私利私欲のためにビジネスをしていたのではなく、常にお客さんのことを考えて、自分が楽しいと思うことをしてきたからこそ成功がついてきた
自分もそのような器の大きい人間になりたいと感じた1冊でした
ぜひ、お手に取ってくだされば幸いです
ありがとうございました☺︎
おしまいっ
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