こんにちは、ぽこブログです
今回は、歯列矯正の第一歩とも言える青ゴムの痛みについて書いていきたいと思います
わたしは現在24歳で、2020年9月から歯列矯正をはじめ、今現在青ゴムをつけている状態なのですが、それが痛い…!
青ゴムの痛みについては個人差があるようですが、今回は大人の歯列矯正を考えている方に、こんなこともあるよ、という例としてお伝えできればと思います
✏︎この記事で紹介していること✏︎
- 歯列矯正の青ゴムとはなにか?
- 【体験談】青ゴムの痛み
- 青ゴム装着中の注意点は?
現在形で歯列矯正をしていて、青ゴムをつけている立場としてのお話を書いていきたいと思います!
青ゴムとは?
歯列矯正では、一般的に下の図のような歯にブラケットとワイヤーというものをつけて歯並びを動かしていきます。下の図ではブラケットが透明のプラスチックですが、その他にもセラミックやメタルがあります
一方で、注目してもらいたいのが奥歯です。奥歯は他の歯と同様な、歯の表面にブラケットをつける形ではなく、バンドという金属製の輪っかが巻かれています
下の図を見てみてください
奥歯2本ともに、歯を囲うようにバンドが がつくのですが、ただバンドをつけようとしても歯の隙間がなければ付けることはできません
そこで、青ゴムとよばれる、直径5mmほど、厚みが1〜2mmほど(つけている立場としての肌感覚です!)の円形の青いゴムを奥歯の隙間2箇所の、上下左右で計8個いれるのです
青ゴムを縦にして、奥から二番目の歯の両サイドに入れていきます
なぜ“青ゴム”?
なぜ青ゴムと呼ばれているのか?
一般的に使われているのが、先に紹介した青色のゴムなので“青ゴム”と呼ばれているようですが、歯医者さんなどでは“セパレーター”や、“セパレーティングゴム”(分離、区切りを表す単語)とも呼ばれるそうです
この“セパレーター”ですが、素材に関しても、青色のゴムの他にも、同じゴムでも目立ちにくい透明のものがあったり、真鍮といった金属製のものもあるそうです
真鍮の方がゴムに対して取れづらくなっているそうですが、装着時に痛みが伴うのだとか…
まあ、ゴムでもそこそこ痛かったのですけどね( ˘ω˘ )笑
もし選べるようでしたら、歯医者さんに相談してみてもいいかもしれません!
ちなみにわたしの場合は、選べるということもなく青ゴムの説明をされて、取り付けられました
他の種類はあまり一般的ではないのかも?
どれくらいの期間つけるものなのか?
歯の状態によってはつける期間は異なるようですが、通常1〜2週間ほどつけておきます
わたしの場合、社会人として土日しか通えないことも考えての2週間でした
どんな痛み?
青ゴムの痛みは大きく分けて2つの痛みがあります
青ゴムの痛みとは?
- 装着時の痛み
- 装着後の生活での痛み
ただし痛みには個人差があり、
- 痛みを全く感じない人
- 痛み止めを飲むほど痛い人
といるそうなので、あくまでわたしの例としてお伝えします!
それでは、それぞれの痛みについてご紹介します
青ゴム装着時の痛み
青ゴム装着後の生活中の痛みについて説明は受けたのですが、入れられる作業もけっこう痛かったです…
しみる!ずっと痛い!というのではなく、また歯医者さん特有のキーンというドリルを使うわけでもなく…
ただ単純にピンセットのようなもので青ゴムをグリグリと奥歯の歯間にいれていくのですが、隙間のない歯間にむりやりピンセットでグリグリ入れられるので、歯が動いているような圧迫感がすごくあります
あまりにグリグリされるので、
めちゃくちゃ歯動いてない?歯抜けない???
と不安になりました笑
所要時間としては8個入れるのに10分もかからないくらいだったと思いますが、長く感じました…笑
ただしっかり入れないと、ちょっとのことで抜けてしまっては歯に隙間ができず、バンドをつけることができず、治療期間が伸びてしまいます
『綺麗な歯並びを手に入れるためや…!』とぐっとこらえて辛抱するのみです…(´⊙ω⊙`)
装着後の生活での痛み
わたしの青ゴム生活の痛みの遍歴をご紹介します
青ゴム装着からの日数 | 痛み |
1日目 | 痛みはほとんどなし。痛みというより違和感の方が強い。 強いて言うなら強く噛むと奥歯が少し痛む。 |
2日目 | ノーマークだった上の歯前歯が痛み出す。歯並びがずれて圧迫されている感じ。 |
3日目 | 前歯の痛みは引いて、1日目くらいの状態に。 小臼歯あたりで噛むと痛むという大発見をし、咀嚼時は奥歯で噛むことを意識するようになる。 |
4日目 | 違和感はずっと続いているけど、“痛くない食べ方”を習得したおかげでなんとかやっていく。 必ずしも“痛くない”というわけではない |
5日目〜 | 通常の生活での歯の痛みは全くなし。 ただ、食事中の咀嚼時は少し痛むこともある。 違和感にも慣れてきたけど、わざと歯を強く噛んで、ゴムの弾力を感じたりゴムに逆らってしっかり噛み合わせる、という癖がついてしまった |
それでは、順に詳しくご紹介します
1日目(青ゴム装着時)
青ゴムを入れる詐術が終わってすぐ、先生にこう尋ねられました
先生『一旦噛んでみて?痛くない?』
わたし『違和感はあるけど痛くはないです』
先生『痛くないのか!まあ時期に痛くなるかもしれないけど、2〜3日で慣れるから我慢してね!』
そう、終わってすぐは全然痛くはなかったのです
ただ、
- 歯の間に何か挟まっている違和感
- 噛んだ時のゴムがぐにっとなる感触
という違和感を感じていましたが、これといって痛みはありませんでした
ただ、歯の違和感が強く、午前中に青ゴムを取り付けたのですが、お昼はスープに浸したパンしか食べれませんでした(痛いわけではなく、違和感と、『食べていいのかな?』という気持ちから)
ただし、夜になるにつれ、歯を噛み合わせたときにだんだんと痛みを感じるようになっていきました。が!食欲に負けたのか、夜ご飯は痛みも感じずしっかり食べました!笑
2日目
1日目までは噛み合わせたときに、奥歯にのみ痛みを感じていたのですが、2日目になって、ノーマークだった上の歯の前歯が痛み始めました…!
歯を動かしている圧がかかって、歯並びが変わっているような感覚?(もしかしたらそうじゃないのかもだけど、なんとなく歯並び変わった?と感じてました)で、咀嚼時に、奥歯で噛んでいても前歯に痛みが響く感じがして、この日のご飯はすべておいしく食べられなかった…(´⊙ω⊙`)
(ご飯の話ばっかり…)
ご飯の時だけに限らず、歯を強く噛んでみても痛かったので、この日はぐったりしていました
先生には2〜3日で痛みになれると言われていたものの、むしろ痛みが強くなってどうするんだ!とちょっと不安になりました
3日目
昨日まであった前歯の痛みは、完全になくなるというわけではないですが、痛み→圧迫されているような違和感に変わりました(痛みは格段に減った)
そして咀嚼時に、『あれ?痛くない?!』『あ、やっぱ痛い!』ということを繰り返す中で、あることに気がつきました
小臼歯(奥歯より手前の大きめの歯。犬歯の奥の隣の歯)付近で物を噛むと痛いということに…
そして、奥歯で噛めば全く痛くないということに…!!
※きっと個人差があります。あくまでわたしの場合の話です。
食べることが生きがいのようなわたしにとっては、大発見でした…!笑
以来、この奥歯で咀嚼するということを意識すればごはん中に歯が痛むことも格段に減って、不自由なく過ごせています!
ただし、通常の生活中では、やはり痛みはないものの歯の違和感は消えません。が、気にならない程度です
4日目以降〜
もはや慣れてしまった。
通常時の痛みはほとんどなし、違和感にも慣れました
ただ、咀嚼時はやはり少し痛むこともあり、3日目にマスターした“痛くない食べ方”を実践していました、が!
5日目以降ともなると、ちょっとくらい痛くてももはや食欲に負けてガンガン噛んで食べました。笑
青ゴム生活結論!
- 通常時はそこまで痛みはなく、むしろ違和感が強い
- 青ゴムの痛みを発揮するのは咀嚼時で、自分の痛くないポイント、痛くない食べ方を模索するといいかも(わたしの場合は小臼歯あたりで噛むと痛みが強かったので、奥歯だけで噛むようにしてました)
- なぜか装着した次の日に痛みが強くなって焦りましたが、4日もすれば通常時の痛みはほとんどなくなりました(依然、咀嚼時は少し痛む)
- 5日も経てば食事が楽しめるくらいに回復!ゴムの違和感も、自分からガニガニ噛んでしまうくらいには仲良くなれた
ただし、わたしの場合は、歯を噛み合わせた時のみ痛むパターンだったのでよかったものの、常に歯が痛むという人もやはりいるそうです
あまりにも痛みがひどい場合には、痛み止めを飲んだり、歯医者さんに相談することをおすすめします
ちなみに、わたしの場合、歯の痛みから来るものなのかわかりませんが、3日目ほどに頭痛を起こし、バファリンを飲んだところ歯の痛みも和らぎました!
青ゴム装着中の注意点は?
青ゴム装着時も、普段通りの生活をしてもらっても大丈夫なのですが、先生に言われた特別注意しなければならないことは、食べるものに気をつけること!
特に、硬いもの・噛み切りにくいもの(おせんべいやスルメなど)や、歯にひっつくもの(ガム、キャラメル、餅など)は食べてはいけません!!
そのほか、歯磨きなどは普段通りしてもらっても大丈夫とのことです
ただし、青ゴムのついたところを何度もゴシゴシするのは控えてね、とのこと!
わたしも普段通りの強さで歯磨きしていますが、特段変わったこともなく、食べ物を気をつける以外不便はありません
また、青ゴムが自然に取れる場合は、歯医者さんに連絡することなくそのまま放置で問題ないそうです
万が一飲み込んでしまっても、体に害のあるものではないそうです!
青ゴムが自然に取れるということは、歯の間にすきまができたから取れるため、問題はありません
しかし一方で、食べ物に引っかかって取れてしまったように、食べ物や他のものが原因で取れてしまった場合は、歯に十分な隙間が出来ず、治療期間が延びることにもつながるため、歯医者さんに行ってつけ直す必要があります
【ちょっと余談】青ゴム生活中にほんとにおすすめの歯ブラシ!!
ここからちょっと余談なのですが、歯医者の先生は歯磨きをするときも、ゴムのところを必要以上にゴシゴシするのはダメだけど、普段通りの歯磨きをしてもらえれば大丈夫とおっしゃっていました
が!!
青ゴム装着日の夜、歯磨きをすると
え、めちゃゴムのところキュッキュッていう!もっときちんと磨きたいのになんか磨きづらいやん!
そう、青ゴムをつけたところを歯ブラシで磨くと、キュッキュッと音がなるのです
普段通りと言われていたものの、やはり心配で少し優し目に青ゴムの上を磨いていたわたしですが、『これじゃ磨きたくても、なんか怖くて磨きづらいやん!』となりました
あと、単純に口の中でキュッキュッといってる感覚がいやでした!!
ちなみにそれまで使っていたのが、NONIOのやわらかめの歯ブラシで、まあ毛先が柔らかめのごく普通の形の歯ブラシです
毛先が“やわらかめ”なのにキュッキュッなんて言われたら困る!どんな歯ブラシならいいんや!!
そこでわたしは次の日すぐに近所のドラッグストアに新しい歯ブラシを探しに行きました
で、見つけたのがプレミアムケアという歯ブラシ
毛先がどでかい、どでかすぎる。
正直、毛先のどでかい歯ブラシはあまり好きではないのです。ホテルのアメニティの歯ブラシのような…
ただ、力が青ゴムのところに集中してキュッキュッというのはごめんだ!!ということで購入しました
近所のドラッグストアでは238円(税抜き)でした!
そして、いざ使用!
…はああ、キュッキュッって言わない…!
うまいこと力が分散して優しく磨けました…!
ちなみにわたしは、特に柔らかめというやわらかさの、比較的コンパクトなやつ(それでもどでかい笑)を使っています(*´꒳`*)
その他、ふつう、かためとあったので、青ゴム装着期間中だけでも!使ってみるのはありだと思います!
わたし的にも、やはり毛先のどでかい歯ブラシはうまく磨けない感があって敬遠してたのですが、青ゴム装着中はこの力が分散した感じがすごくありがたい…!
力が分散しても、毛束が太いのでいろんなところに届く感じがして、ツルツルに磨けます!!
青ゴム装着中の方は、ぜひ一度お手に取ってみてください…!
結論:青ゴム装着中は痛みがある!
結論として、個人差はあるものこ、青ゴム装着中には歯の痛みや違和感がつきものです!
- 痛みにすぐ慣れる人
- 青ゴムは装着中ずっと歯が痛い人
- 咀嚼時のみ歯が痛む人
さまざまなパターンがありますが、わたしの場合は咀嚼時のみ痛みがあり、わたしと同じパターンの方は、
食べ物を噛む際、小臼歯にあたらないように奥歯で噛むことを意識すると、もしかしたら痛みが和らぐかもしれません!お試しあれ!
中には、ワイヤーをつけてからの矯正治療よりも、青ゴム装着期間のほうが歯が痛かったという方もいるそうなので、さまざまです…
わたし自身、2〜3日で痛みに慣れるという先生の言葉に反して、ずっと嫌な痛み・違和感が続いていて、不安に感じていましたが、もしわたしと同じような方の不安を取り除くことができたら幸いです
その他、大人の歯列矯正の流れについてより詳しく書いているので、よろしければこちらの記事もご覧ください♪↓↓
わたしもまだ歯列矯正を決意して浅いですが、大人の歯列矯正の流れについてその都度順を追って詳しくご紹介しているので、大人の歯列矯正が気になる方は是非ご覧ください(*´-`)
長々と読んでいただき、ありがとうございました!
おしまいっ
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