映画『神様はバリにいる』 感想

本&映画の紹介

こんにちは、ぽこブログです

今回は、映画『神様はバリにいる』を紹介していこうと思います☺︎

この映画はコメディでありつつも、人生のどん底を経験し、そこから這い上がった人たちのストーリーがしっかりと描かれています

なんだか人生いいことなくていやになっちゃうな…

上司もうざいし仕事もうまくいかないし、つらい…

などなど、人生にちょっと疲れてしまった方にぴったりの作品です

ぜひ観てみてください♪

作品情報

神様はバリにいる

  • 制作:2014年
  • 公開:2015年1月17日
  • 時間:1時間46分
  • ジャンル:コメディ・ドラマ
  • 監督:李 闘士男
  • 公式サイトはこちら

ストーリー

舞台はインドネシアのバリ島。自らが社長を務める婚活ビジネスで失敗し、800万の借金を抱えた主人公、寺川祥子は人生を捨てるためにバリ島にやって来た。ストーリーは祥子がバリ島で自殺しようとするところからはじまる。

そこで、謎めいた日本人男性リュウに声をかけられて、導かれるようにアニキと呼ばれる男に出会う。

アニキと呼ばれるこの男は、まさに見た目はチンピラの胡散臭い中年オジサン。

しかしその見た目と裏腹に、アニキは不動産ビジネスで成功した大金持ちだという。

祥子は、借金を返済して自分の人生をやり直すために、アニキに“お金持ちになるためのコツ”を教わることを決心する。

一方アニキは祥子への指導の傍らで、バリの子供達のために幼稚園を建設することを決意する。

この幼稚園建設において、信頼していた人の裏切りや、建設許可がおりないなど様々な問題が重なり、アニキは心身共にダメージを受けていく。

果たして、祥子の人生やり直しの夢、そして、アニキの幼稚園建設の夢は叶えられるのか。

作品の見どころ

アニキの生き様

本作の一番の見どころは、スバリ

アニキの生き様にあります

作中で語られるアニキの名言には、簡単なように聞こえて、なかなか普段の生活の中で実現できていないような、生きる上で大切な考え方が含まれています

(とはいえ、ぱっと見では、なんだこれ?と思うものがほとんどかもしれません笑)

アニキの名言

  • 失敗した時こそ笑え
  • 人生はドラクエ
  • ダジャレは新しい発想を生む
  • 信頼は金では買えない
  • 一番大切なのは人、仲間
  • 世界は縁で回ってる

特に大事だと言えるのは、リストの下3つでも言っている『周りの人を思いやるきもち』です

アニキは作中で周りのあらゆる人に対して親切にしていました

たとえば、仕事のない人には自分の不動産ビジネスを活かして仕事を与えたり、靴が無くて外で自由に遊べない学校の子供達には無償で靴を提供したり

アニキは、いわゆる、究極のギバー(与える人)と言えます

それも、与える人を選ぶのではなく、どんな人にも平等に与えるのです

その結果、多くの人がアニキを信用し、感謝し、なんとかアニキの力になりたいと与えたもの以上のものとなって返してくれるのです

もちろん、アニキは与える人を選んでいるわけではないので、中には与えただけでなにも返ってこないこともありますが、それでもなお大きな見返りがあるのです

それもこれも、『世界は縁で回っている』という教えの通り、自分が他人に与えたものは、自分が大変なときに必ず自分に返ってくるということなのだと思います

また、祥子の会社が倒産した理由として、祥子自身は

「周りの人たちのせいで会社が倒産した。自分は頑張っているのに報われない。」

と言っています
これに対してアニキは、

自分の不幸を他人のせいにしてはいけない
人を豊かにすることを考えろ

と言っています

これは、会社の経営者である祥子だけでなく全ての人に言えることであり、アニキが大切にしているモットーでもあります

バリ島の人々の考え方

二つ目の見どころとして、アニキの言葉を通して描かれるバリ島の人々の考え方があげられます

バリ島の人々は、身の回りのありとあらゆるところに神様がいると信じていて、家中や街の至る所に神様が祀られており、各所で皆が手を合わせています

このバリ島の人々の精神は、アニキの『人の縁を大切にする』という信念に通ずるところがあるのではないでしょうか

感謝とは簡単なようでなかなか難しいものですよね

日本人の堅苦しい考え方ではなく、バリ島の人々のような周りのもの全てに感謝できる心の余裕をもって生きたいですね

まとめ

実はこの映画は公開当初に観てから、2020年現在改めて観てみたのですが、当時とはまるで見え方が違う作品でした(当時は学生で、今は社会人です)

わたし自身、仕事や私生活の中のストレスで少し落ち込んでいた時期にこの作品を観て、アニキの生き様である

  • 周りの人々を思いやり、縁を大切にする
  • 自分の不幸を他人のせいにしない

という考え方にすごく感銘を受けました

たしかに仕事において、わたし自身はがんばってるのに○○さんが悪いから…という考え方をしていた節が思いあたります。。(*_*)

しかしこの作品を見て、人のご縁を大切にして、わたしもアニキのようなギバーになりたいと思うようになり、人に対して感謝する心や思いやりを持つことを意識するようになりました

もし、当時一度観た、という方や、人生にちょっと疲れてしまっている方がいたらとてもおすすめの作品です!ぜひ観てみてください☺︎

ここまで読んでくださり、ありがとうございました

おしまいっ

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